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| ■霊峰百花 |
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| ◇枝先に紅紫色の花 タカネバラ |
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●ハクサンシャクナゲ
亜高山帯の林に生育し、富士山では4−6合目のシラビソやダケカンバの林縁でよく見られる。1−2メートルの常緑の低木で7月下旬、白から淡い紅色の花を付け、花弁の内側には薄い緑の斑点がある。葉の部分は毒を持ち、摂取すると吐き気などを引き起こす。
●タカネバラ
高山に自生するバラにちなんだ名称。御中道付近やその上部の小さな草地で見ることができる。7月中旬から下旬にかけて、小枝の先に3、4センチの紅紫色の花を付ける。若い幹や枝には細かいとげが密生している。秋になると、花の後に真っ赤な実がなる。
●オンタデ 火山荒原の先駆植物
御中道の上部は火山荒原で、降った雨が地下に浸透してしまうため植物の生育が難しいとされる場所に最初に生える先駆植物。7月から8月にかけて、茎の先に小さな黄白色の花を多数付ける。地下茎が発達していて、傾斜で砂が滑り落ちるような不安定な土壌でも育つ。
●ギンリョウソウ
下向きに咲く花を竜の頭に、うろこ状の葉を竜の胴に見立て「銀竜草」の名が付いた。葉緑体がないため全体が白く、暗い林下に生育する不気味な姿から「ユウレイダケ」の別名もある。落ち葉などから有機物を吸収する腐生植物。御中道付近の林にひっそりと咲く。
●クルマユリ◇
10枚ほどの葉が、茎の中央部分から放射状に付く姿を車輪に例えた。6−7合目の草原で、水たまりのあるくぼ地に多く見られる。草丈は30センチほどで、7月下旬、茎の先に朱赤色の花を斜め下向きに付ける。花弁は外側に反り返り、多くは内側に褐色の斑点がある。 |
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