チャレンジ3776メートル登山総合案内-霊峰百花
■霊峰百花
◇御中道で赤い実つける コケモモ
霊峰百花
●コケモモ
 高山帯に生育する植物。富士山では御中道のカラマツの下の砂れき地でよく見掛け、茎は地面をはう。7月中旬に白い花を付け、8月下旬−9月、リンゴのような赤い果実がなる。北ろく地域では「ハマナシ」と呼び、ジャムや果実酒に珍重されていて採集には許可が必要。

●ハナイカリ
 夏の終わりごろ、山地帯から亜高山帯で見られる。草丈は20−60センチ。花の形が船のいかりに似ていることから、この名前が付いた。淡黄色の花弁は大きく4つに裂け、根元は袋状で反り返るように横に広がる。袋状の部分には虫を招くためのみつがたまっている。

●ホソバトリカブト
 トリカブトは初秋の代表的な花で、花の形が雅楽奏者の帽子に似ている。有毒植物としても知られている。本種は標高2、000メートル前後の草原で見られ、花の柄には立った毛が生える。花は青紫色。富士山にはよく似たオオサワトリカブトがあり、識別が難しい。
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