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| ■予報士の気象解説 |
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登山を計画する上で、山の気象について知ることは非常に大切です。とりわけ、富士山は高峰でかつ独立峰であるため、平地や他の山々と異なり、特有の気象現象があります。
風、雷、気温、雲、雪、…富士山を取り巻くさまざまな気象現象を解説します。登山日の気象情報とあわせて、富士山の気象をより深く理解しましょう。 |
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1.登山シーズン到来 太平洋高気圧が列島覆う 山頂も晴れる確率急上昇
富士山の山開きは7月1日。しかし、通常この時期は梅雨の真っ最中です。山開きしたものの好天に恵まれた夏山登山を楽しめるチャンスは、めったにありません。気象的にみた富士登山シーズンは、梅雨が明けてからとなります。…[続きはこちら]
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2.山頂気温は北極圏並み 最低気温の記録は−38度 河口湖より平均17度低い
富士山頂の年間平均気温は氷点下6.4度。現在の日本の最北地である北海道の稚内が6.6度、最低気温の記録を持っている旭川でも6.7度なので富士山頂の寒さは飛び抜けています。平地でこの寒さの土地を探すと、シベリアの北極圏付近の地域が相当します。…[続きはこちら] |
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3.風の強さも日本一 最大瞬間風速91メートルの記録 昭和基地を上回る厳しさ
富士山の気象で最も特徴的なのが風の強さです。全国の気象台・測候所の平年値の一覧を紹介している日本気候表(気象庁刊)にある富士山の風のデータをみると、最大風速(平均風速=観測前10分間の平均=の中で最大)が、台風並みの20メートル以上になる日が年間で121.0日あり、30メートルを超す日も11.4日あります。…[続きはこちら] |
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4.雷の発生「予知」 午前6時の山頂と御前崎 気温差25度は“雷注意報”
「小細工を弄ろうしない大きな単純」 山の作家深田久弥(ふかだきゅうや・故人)さんは、登山家のバイブル的な本「日本百名山」の中で富士山をそう表現しています。そして「もしこの山がなかったら、日本の歴史はもっと別な道を辿(たど)っていたかもしれない」と思いをめぐらせています。…[続きはこちら] |
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5.山頂にかかる雲(上) 山体にぶつかる風で発生 乱れた流れが「形」を演出
周囲に何も遮るものがない富士山には、上空の風がまともに当たります。風は巨大な富士山の山体に遮られ、上昇気流となったり、左右に分かれたり、通過後に波打ったりと、さまざまな影響を受けて吹き抜けていきます。乱された流れが富士山特有の雲を残していきます。上空の風は、天気の変化をつげる先兵。富士山にかかる雲は、今後の天気を一足早く知らせてくれます。…[続きはこちら] |
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6.山頂にかかる雲(下) 代表選手は笠雲と吊し雲 景色を彩り、天気も占う
富士山は、南アルプスのように山々が連なっているのと違い、単独でそびえています。まるで誰かが造ったかのような均整のとれた円すい型の山体。すそのを優美に広げる姿は日本一の山にふさわしい堂々としたものです。もっとも、あまりに美しすぎ、たとえば青空を背にポツンとそびえていると、迫力はあるが何か物足りなさも感じます。…[続きはこちら] |
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7.ことわざで知る天気 経験に基づく先人の知恵 雲を中心に雨や風を占う
天気や天候を予測する昔からの言い伝えを「天気俚諺(てんきりげん)」と言います。簡単にいえば、天気のことわざ。雲、風、虹、雷、視界、光の現象など気象の特性に注目したり、動植物などの生態の変化に注目したりして天気を占います。経験に基づいて生まれた先人の知恵のようなもので、長く残ることわざの中には科学的理屈に合うものも多くあります。…[続きはこちら] |
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8.夏に降る雪 その年の最高気温日が境 直前が終雪、直後は初雪
富士山では夏に雪が降ることがあります。記録に残る最も早く降った初雪は7月8日。1933(昭和8)年のことです。山開きから1週間後に、もう初雪となったわけですから、さすが日本一高い富士山。もちろん日本で一番早い初雪の記録です。平均日でいうと9月10日になります。…[続きはこちら] |
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