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| ■富士山を知ろう |
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◇富士山はどこにある?
富士山は、日本の中部地方・山梨県と静岡県の境にあり、二等三角点のある山頂・剣ケ峰は、北緯35度21分38秒、東経138度43分39秒(秒の小数点以下四捨五入)に位置しています。山梨県の富士吉田市・鳴沢村・富士河口湖町と静岡県の富士宮市・富士市・裾野市・御殿場市・小山町にそれぞれまたがっていますが、山頂の県境は確定していません。また、8合目以上の土地約400万平方メートルのうち、富士山測候所や登山道、山梨県道富士上吉田線などを除く約385万平方メートルは、富士山本宮浅間大社の所有となっています。 |
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◇富士山の高さは?
山頂・剣ケ峰の二等三角点は3775.63メートルですが、三角点北の岩が3776.24メートルで、小数点以下を四捨五入するといずれも3776メートルとなり、一般にこの数字が用いられています。もちろん日本一の高さですが、ちなみに2番目は山梨県の北岳で3193メートル、3番目は長野・岐阜両県にまたがる奥穂高岳で3190メートルです。また、各登山口の標高は、吉田口起点(北口本宮冨士浅間神社)が850メートル、富士スバルライン5合目が2305メートル、富士宮口が2400メートル、御殿場口新5合目が1440メートル、須走口5合目が2000メートルです。 |
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◇富士山の気象は?
[天気]富士山を含む関東甲信・東海地方の梅雨明けは例年7月中旬。ふもとの河口湖(標高830メートル)の晴れる確率を見ると、7月中旬までは30%前後なのに対して、その後8月下旬にかけて約50%になります。天気が安定する梅雨明けから旧盆あたりまでの約1カ月が実質の登山シーズンとなります。この1カ月間は太平洋高気圧に覆われて晴天が続く例が多くなります。ただし、そこは高山・独立峰。雷や突風などの急な天気の変化には要注意。
[気温]山頂における1日の平均気温がプラスになるのは1年のうち6月から9月の4カ月のみ。そのうち、7月が4.9度、8月が6.2度ですが、これは河口湖の平均気温と比べても16度近い温度差があります。また最低気温は平均2.4〜3.6度。夜間から明け方には氷点下になることも。寒さ対策は欠かせません。
[気圧]山頂の7月から8月の平均気圧は647ヘクトパスカル。河口湖の同時季の平均気圧が914ヘクトパスカルなのでその差は267ヘクトパスカル、平地に比べ空気の濃さは7割程度です。この気圧の差が、お湯が約88度で沸騰したり、お菓子の袋がパンパンにふくれあがったりする現象を引き起こします。高山病もこの気圧差に起因します。
[風]富士山の気象で最も特徴的なのが風の強さ。測候所で観測していた時の年間の平均風速は11.4メートル。その中でも月別では8月が最も弱く7.3メートル、続いて7月の8.5メートル。この面からも7月〜8月が登山シーズンといわれるわけですが、先にも述べたように独立峰ゆえ、周りに障害物が何もありません。3776メートルの山頂は上空の風をまともに受けます。 |
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◇登山道の管理は?
富士山吉田口登山道(吉田ルート)は、山梨県道に区分されます。
北口本宮冨士浅間神社東交差点(登山道起点・国道138号との交点)⇔中の茶屋⇔馬返し⇔5合目佐藤小屋⇔泉ケ滝⇔6合目富士山安全指導センター⇔富士山頂の延長約20キロは、県道701号富士上吉田線。
また、5合目ロータリー⇔泉ケ滝⇔5合目佐藤小屋(一部701号と重複)の延長約1.4キロは、県道702号富士精進線の一部。ともに県土整備部が管理しています。
さらに山頂⇔6合目の下山道と6合目富士山安全指導センター⇔5合目佐藤小屋は、県観光部の管理となっています。
なお、県道701号の北口本宮冨士浅間神社東交差点⇔5合目は通年通行可能となっていますが、6合目⇔山頂は9月上旬から6月30日まで、5合目⇔6合目は10月上旬から6月30日まで、それぞれ冬期閉鎖となります。通常7月1日から通行可能となりますが、残雪の状況により冬期閉鎖の解除が延期となり、お山開きに山頂まで通行できない場合もあります。 |
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◇どれぐらいの人が登る?
近年の登山ブームを象徴するかのように、ここ3年の7月から8月の富士山登山者数は、山梨・静岡合わせて29万から32万人(8合目以上・環境省関東地方環境事務所調べ)です。
また、1981年に開設された吉田口登山道(吉田コース)6合目の富士山安全指導センターが毎年、同時期の山梨県側の登山者数(同センター前通過人数)を24時間体制で集計していますが、やはりここ3年で24万から26万人が訪れ、急激な伸びとなっています。
週末や旧盆には、1日に1万人以上が訪れる日もあり、富士スバルラインも登山道も大渋滞となることがあります。 |
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