ぐんないスポット探訪
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六角堂 (富士河口湖町) 浮島の史跡シンボル

六角堂 (富士河口湖町)
河口湖南岸の浮島上に建っている六角堂=富士河口湖町小立
 河口湖南岸付近には「湖に浮かぶ不思議なお堂がある」と観光客の目を引く建物がある。河口湖町(現・富士河口湖町)が1994年に、八木崎公園北東にある溶岩の浮島上に建てた「六角堂」だ。

 町教委によると、浮島は「川窪寺屋敷」と呼ばれる史跡で、1274(文永11)年に日蓮聖人の信徒たちがお堂を建てたが、1559(永禄2)年の大雨で湖があふれて流失。翌年、同町小立に移築され、現在の妙法寺となっている。

 浮島には、かつてのお堂の礎石とされる加工された溶岩などが残されていたため、「史跡のシンボルとしてお堂を再現したい」という住民の声もあり、六角堂が建立された。木造平屋で、高さ約7メートル、延べ床面積は約11平方メートル。

 浮島付近は浅瀬で、過去には河口湖が減水した時に、湖畔から徒歩で渡ることもできた。八木崎公園内の湖畔には展望台があり、湖に浮かぶお堂を眺めるカップルの姿も目立つ。町教委は「湖畔の紅葉も見ごろ。多くの人に足を運んでもらいたい」と話している。

 ■所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町小立1070


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