| 富士山の世界遺産登録をめぐる経過 |
| 1992年12月 |
山梨、静岡両県の自然保護グループでつくる「富士山を世界遺産とする連絡協議会」が発足 |
| 93年5月 |
同協議会が旧環境庁に富士山を世界自然遺産候補とするよう要望。その後、220万人の署名を添えて、衆参両院に請願 |
| 2000年11月 |
文化財保護審議会の世界遺産条約特別委員会が「富士山を世界遺産候補として推薦すべきだ」とする報告書をまとめ、同審議会に提出 |
| 2003年3月 |
世界自然遺産候補地として、国の検討会で富士山など17地域が浮上(4月に新たに2地域が加わり計19地域に) |
| 5月 |
国の検討会で富士山が世界自然遺産の候補から落選 |
| 2005年4月 |
政財界人らでつくるNPO法人「富士山を世界遺産にする国民会議」が世界文化遺産登録を目指して発足 |
| 12月 |
山梨、静岡両県が合同会議を立ち上げ、世界文化遺産登録に向けた活動を開始 |
| 2006年11月 |
山梨、静岡両県合同会議が富士山の世界遺産暫定リストへの追加を国に提案 |
| 2007年1月 |
富士山を世界遺産暫定リストに登載 |
| 2009年1月 |
構成資産候補の見直しなどにより、当初予定していた11年度の登録実現を断念 |
| 2010年7月 |
富士五湖の文化財指定作業が難航し、推薦書原案の提出時期を1年先送り |
| 2011年2月 |
富士五湖の文化財指定にほぼ全ての権利者が同意し、山梨県が富士五湖の文化財指定を文化庁に意見具申 |
| 5月 |
文化財審議会が文科相に対し、富士五湖を文化財(名勝)に指定するよう答申 |
| 6月 |
富士山ろくの北富士、東冨士両演習場を保全管理区域とすることに地元が同意 |
| 7月 |
山梨、静岡両県の合同会議が、文化庁に提出する富士山の推薦書原案を了承。推薦書原案に関する協議が全て終了 |
富士山の世界文化遺産登録に向けた手続きは、山梨、静岡両県が27日に文化庁に推薦書原案を提出することで一つの区切りを迎える。民間団体が登録を目指して活動をスタートしてから約20年。当初目指した自然遺産から、文化遺産に目標を切り替え、ようやく国連教育科学文化機関(ユネスコ)の審査を受ける直前のステップまでたどり着いた。