表流水ゼロ

表流水ゼロ
 富士山には豪雨時を除いて表流水はない。降水量は年間約22億トンにも上るとみられるが、その内約20%は蒸発し、約80%は地下水として地下に染みこんでいると考えられている。その量は平均すると1日約470万トンが地下水になるという計算。

 この地下水は長い年月をかけてふもとの何層にも重なった溶岩のすき間から、清らかな湧水(ゆうすい)となって地表にわき出てくる。忍野村の忍野八海や静岡の柿田川は「日本の名水百選」に選ばれている代表的な湧水ポイントとして知られる。

 なお、22億トンという年間降水量は静岡県の御殿場や富士宮などの観測点で測った雨量を基に、「標高が高くなるほど降水量も増える」といった要素などを加味して算出している。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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