<花の名所>明見湖・明見湖公園

<花の名所>明見湖・明見湖公園
 「蓮(はす)池」の愛称で知られる明見湖は、湖面いっぱいに約2万株のハスが自生。見ごろを迎える8月には、湖面から伸びた茎の先に直径20センチ以上の大きなピンク色の花が咲き誇る。

 同湖は、山梨県富士吉田市小明見にある、湖面面積1万3640平方メートルの湖。富士山信仰とかかわりが深い「富士八湖」の一つに数えられ、近世富士講の開祖長谷川角行の水行地と伝えられている。また、湖畔には中国・秦の始皇帝の命を受けて不老不死の薬を求め日本に渡り、富士吉田で没したという「徐福」伝説が残る。

 小明見は往昔は湖のある明見の意で湖明見と書かれた。昔は湖も海も等しく湖の意で明見湖の周辺には海沢、海端、海ノ上、大海沢、池尻などの小字があり、往昔の湖の広がりを示している。

 古くから住民に親しまれてきた湖だが、近年水質悪化などで環境保護を求める声が高まり、市は2000年から湖周辺の整備事業を進め、2007年には市立の明見湖公園が完成した。公園は総面積約3.4ヘクタール(湖を含む)。「里山」「体験学習」「親水」「ビオトープ」「ひろば」「サンクチュアリ」の6エリアに分けて整備を進めたほか、湖の周囲に遊歩道を設け、自然観察やウオーキング、農作業体験、釣りなど自然との触れ合いに主眼を置いた憩いの場として生まれ変わった。

 明見湖では近年、ブラックバスやブルーギルといった外来魚が繁殖。在来生物のホトケドジョウやメダカ、ホタルなどを食べるとして問題視されていることを受け、2010年8月に湖の水を抜いての一斉清掃を初めて実施。外来魚の駆除や湖底にたまったヘドロ、ごみの除去をした。また2013年10月には、県内で初めての試みとして、湖に電気を流して魚を一時的にまひさせる方法で、外来魚88匹を捕獲した。
富士山NET−<花の名所>明見湖・明見湖公園
所在地 山梨県富士吉田市小明見
見ごろ 7月中旬〜8月中旬
アクセス 【車】
◇中央自動車道河口湖ICまたは東富士五湖道路山中湖ICからそれぞれ約20分
問い合わせ (財)ふじよしだ観光振興サービス TEL:0555(21)1000
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