県内全市町村から富士山眺望 [2]

県内全市町村から富士山眺望 [2]
 長年64だった山梨県内の市町村数は、「平成の大合併」で27となった。この合併で思わぬ変化があり、県内の全市町村で暮らしの場から富士山が望めるようになった。すべての県民が持った「わが町の富士山」。場所、季節、時間によってさまざまな表情をみせる霊峰。27市町村から望む「平成やまなし冨嶽二十七景」を紹介。(末尾に地図を掲載)
富士山NET−平成やまなし冨嶽二十七景
平成やまなし冨嶽二十七景 平成やまなし冨嶽二十七景 平成やまなし冨嶽二十七景
柳沢峠茶屋 蛾ケ岳 本栖湖畔
 甲州市方面から丹波山村へ抜ける国道411号の途中にある。山間部を縫うように走る険しい山道を通ってきたドライバーにとって、国道の最高地点にある峠から眺める富士山は一服の清涼剤となる。  市川三郷町。蛾ケ岳の山頂からは南に富士山の絶景が眺められる。標高1279メートルで、大門碑林公園からは約3時間半、四尾連湖からは1時間40分程度で山頂まで行ける。5月中旬から6月下旬にかけては新緑、11月中旬から下旬には紅葉が楽しめる。  千円札の裏面に描かれた富士山は、身延町側の本栖湖から見たもの。日本人なら誰でも知っている風景を見ることができる。風がない日には、本栖湖の湖面に映る逆さ富士を見られることも。
平成やまなし冨嶽二十七景 平成やまなし冨嶽二十七景 平成やまなし冨嶽二十七景
日出づる農村公園 七面山 白鳥山
 「日出づる里」と呼ばれる富士川町高下では、冬至前後から正月ごろまで、「ダイヤモンド富士」を見ることができる。1942年10月に随筆取材で訪れた高村光太郎は「こんな立派な富士は初めて仰いだ」と感動したという。  早川町の羽衣登山口から約4時間半かけて歩くと、七面山敬慎院に到着。急な斜面があるものの登山道は整備されている。展望台からは富士山の絶景が目に飛び込んでくる。9月24日、3月21日前後には、ダイヤモンド富士が楽しめる。  南部町。白鳥山は標高568メートルと山梨百名山の中で一番低い山だが、その絶景は関東富士見百景に選定されている。白鳥山森林公園は、2007年に「恋人の聖地」に認定。カップルで絶景を楽しみながら、永遠の愛を誓い合うのもいい。
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八重山展望台 松姫峠 雲取山
 上野原市は、八重山を「五感で楽しめる公園」にしようと、2006年度から遊歩道整備などを行ってきた。頂上付近に設置した展望台からは市内の風景を一望することができ、中でも尾根越しに顔を出す富士山がおすすめポイント  大月市街地から続く国道139号を車で約25キロ走ると、同市と小菅村の境界に位置する松姫峠の頂上に到着。駐車場に車を止めれば山を見下ろす壮大な景色とともに、尾根越しの富士山を眺めることができる。  丹波山村中心部は富士山が見えるスポットはないが、東京や埼玉の県境に位置する日本百名山の一つ、「雲取山」に登れば、随所から尾根越しの富士山に出合える。おすすめは山の中腹にある奥多摩小屋や七ツ石小屋からの景色。
平成やまなし冨嶽二十七景


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