県内全市町村から富士山眺望 [3]

県内全市町村から富士山眺望 [3]
 長年64だった山梨県内の市町村数は、「平成の大合併」で27となった。この合併で思わぬ変化があり、県内の全市町村で暮らしの場から富士山が望めるようになった。すべての県民が持った「わが町の富士山」。場所、季節、時間によってさまざまな表情をみせる霊峰。27市町村から望む「平成やまなし冨嶽二十七景」を紹介。(末尾に地図を掲載)
富士山NET−平成やまなし冨嶽二十七景
平成やまなし冨嶽二十七景 平成やまなし冨嶽二十七景 平成やまなし冨嶽二十七景
岩殿山の丸山公園 九鬼山の池ノ山コース展望台
城山東農村公園
 富士山の眺めが素晴らしい大月市内の山々を「秀麗富嶽十二景」として選定している大月市。岩殿山は選定を受けた山の中で、JR大月駅から最も近い場所にある。スポットの丸山公園は10分ほど登った山の中腹で、気軽に訪れることができる。  都留市。山梨リニア実験線と富士山の競演が楽しめる、知る人ぞ知る穴場スポット。現在は、延伸工事中のためリニア走行試験は休止しているが、2013年末までに再開する見込み。多くの鉄道ファンやカメラマンの人気を集めそうだ。  一面に広がる田んぼをバックに富士山を眺めることができる。5月下旬に田植えや水田に映る「逆さ富士」、9月には稲穂が見られ、人気撮影スポットになっている。富士山が左右対称の整った形に見え、麓・富士吉田市でも代表的な場所となっている。
平成やまなし冨嶽二十七景 平成やまなし冨嶽二十七景 平成やまなし冨嶽二十七景
紅葉台 厳道峠 三ツ峠山
 鳴沢村。大きく裾野を広げた富士山と周囲に広がる青木ケ原樹海を一望できるパノラマスポット。西湖や本栖湖が見えることから別名「二湖台」とも呼ばれる。その名の通り、紅葉が楽しめる秋が最も美しく、赤や黄色に染まった広葉樹が周囲の山を覆う。  道志村久保地区から上野原市秋山方面へ抜ける峠道では、眼下に広がる道志渓谷の向こうに白く輝く富士が望める。「道志七里」と形容されるほど細長い渓谷に沿って集落が広がるのが見え、山深い道志ならではの富士の景だ。  西桂町。山頂からは視界を遮るものが何もなく、雄大な富士山と向き合える。左右対称に裾野まで広がる美しい稜線(りょうせん)は、山梨百名山の中で人気ナンバーワンの眺めともいわれる。登山中、アカマツの「股のぞき」や木無山などの富士ビュースポットを見つけるのも楽しい。
平成やまなし冨嶽二十七景 平成やまなし冨嶽二十七景 平成やまなし冨嶽二十七景
山中湖交流プラザ「きらら」
大石公園 二十曲峠
 山中湖村・山中湖の東岸に位置し、富士山を見る際に、湖が最も広く見えるビューポイント。秋と冬の年2回、富士山頂に太陽が沈むダイヤモンド富士が楽しめる。運が良ければ、ダイヤモンドが湖面に映る「ダブルダイヤ」が見られることも。早朝には、朝日を浴びた山頂が赤く染まる「紅富士」も楽しめる。  富士河口湖町・河口湖の北岸に位置する公園。関東の富士見百景にも選ばれ、一年を通じて、きれいな富士山を見ることができる。夏場は青々とした富士と公園内のラベンダー、冬場は雪で白く染まった姿とイルミネーションとの競演が楽しめる。  忍野村と都留市をつなぐ鹿留林道の最高点に位置する峠。標高1151.5メートルからの眺望は、忍野盆地と裾野が広がる富士山が一望でき、富士山写真の第一人者・岡田紅陽が愛した写真スポットとしても知られている。春は桜、秋は紅葉と富士山との競演が楽しめる。
平成やまなし冨嶽二十七景


山梨日日新聞社 YBS山梨放送
当ウェブサイト上の掲載情報、写真等の無断複写・転載を禁止します。