山梨県営五合目総合管理センター

山梨県営五合目総合管理センター

 富士山を訪れる人たちの観光案内などの総合窓口や安全確保、自然保護などを推進する拠点として、1994年に山梨県が、鳴沢村字富士山の富士山有料道路(富士スバルライン)5合目ロータリー駐車場そばに開設。

 2014年5月には、吉田口登山道入り口近くの観光施設「スカイパレス富士」に移転し、リニューアルオープン。外国人に対応するインフォメーションセンターが置かれたほか、夏山シーズン中には看護師が常駐、救護施設としての役割なども担う。入山料(協力金)の受付場所の一つとしても利用。富士登山の新たな拠点となる。

 これまで総合管理センターがあった建物は5合目の第2駐車場近くで、登山客から目立ちにくい上、事務所は狭かった。このため県は、スカイパレス富士を運営する富士吉田市外二カ村恩賜県有財産保護組合(吉田恩組)に依頼し、借り受けた。旧建物は、富士山の世界文化遺産としての価値を伝える展示を行う。

 また、2012年に県と県道路公社が改修したトイレは、オゾン浄化循環式汚水処理システムを採用、1日当たり約1万5000人の処理能力があり、山岳トイレとしては国内最大規模(男性16基、女性16基、多目的2基、うち洋式19基)。

 【2018年の実施概要】
富士山NET−山梨県営五合目総合管理センター
開館期間 2018年5月1日〜10月31日
開館時間 5,6月、9月12日〜10月=9:00〜16:30
7月1日〜9月11日=24時間
主な業務 富士山の観光情報や登山案内
通訳案内士(英語、中国語)の配置
インターネット通訳サービス
 タブレット端末を介して、外国人観光客とスタッフが会話。英語、中国、韓国、ポルトガル、スペイン、ベトナム、フィリピン、インド、フランス、タイ、ネパールの11カ国語
翻訳機能搭載端末の設置
 2018年からは50カ国以上の言語を自動で翻訳する端末を設置
自然解説員の配置
 観光客に富士山の動植物や景観、地質などについて無料でガイド(要申し込み)
富士山レンジャーの配置
 環境保全と安全登山の呼び掛け
救護施設・看護師の配置
 経過観察、消毒、患部の固定などの処置=7月1日〜9月11日の各日8:00〜20:00
 柔道整復師によるテーピングなどの施術=7月28日および8月の土・日曜日(25、26日を除く)の各日9:00〜15:00
現地連絡本部の設置
 安全対策の拠点。警察官、消防隊員らを夏山シーズン中配置
安全登山の啓発
 富士山の気候や登山に必要な装備品などを紹介するビデオ放映
連絡先 TEL:0555(72)1477
2018年7月現在


山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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