富士山周辺名所・特産品の多言語表記を統一

富士山周辺名所・特産品の多言語表記を統一
 世界文化遺産・富士山への外国人観光客増加を受け、観光庁と山梨県などは、富士山周辺の観光名所や地場産品の固有名詞について、多言語表記の統一化を行っている。英語、中国語、韓国語の3言語の「対訳表」を作成。地元の市町村や観光施設に、対訳表に沿ったホームページやパンフレットの製作を促す。注目度が高い「国際観光地」として、外国人観光客が周遊や買い物をしやすいよう配慮。

 国が進める多言語対応事業の一環。2014年8月、山梨県は静岡県と合わせて、特に外国人観光客の多い「富士山エリア」として事業推進のモデル地域に選定。

 富士山エリアの山梨県側は富士吉田、富士河口湖、忍野、山中湖、鳴沢と、山梨、笛吹、甲州の峡東3市を合わせた8市町村。県は8市町村と協議して対訳表に載せる固有名詞を選定。都内のコンサルティング会社が取りまとめ、静岡分を一部含む対訳表を作った。表記方法は2014年3月に観光庁が作った多言語対応ガイドラインを基にしている。

 対訳表は「地名・施設名」「地場産品名」「世界文化遺産・富士山の構成資産名」の3種類で、英語と中国語、韓国語に対応。地名・施設名は216の固有名詞を対訳し、このうち英語訳では富士山を「Mt.Fuji」、笛吹川フルーツ公園を「Fuefukigawa Fruit Park」とした。また、地場産品名のほうとうは「Hoto」、構成資産名の河口湖は「Lake Kawaguchiko」と表記。

 県は、県独自に県内全域版の対訳表を作ることも検討している。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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