富士山世界文化遺産・構成資産 『忍野八海・鏡池』

富士山世界文化遺産・構成資産 『忍野八海・鏡池』

 山梨県忍野村。湧池の北東に位置し、土産物店などが並ぶにぎやかな通りの奥にある。広さ144平方メートルで、現在は湧水がほとんどない。

 風が穏やかで晴天に恵まれると、水面に富士山が浮かぶ「逆さ富士」を見ることができる。鏡のように霊峰の姿を映すことから、「鏡池」の名前が付けられたといわれる。撮影スポットとしても人気で、天気が良い日は多くのアマチュアカメラマンが詰め掛ける。

 池の水は物事の善悪を見分ける霊力があると伝えられている。昔は地域内でもめ事が起きたとき、丸く収めるために争っている双方が池の水を浴びて身を清め、祈願したとの言い伝えも残っている。富士山信仰に関わる巡拝地で、「八海めぐり」の第七霊場として「麻那斯竜王」がまつられている。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
当ウェブサイト上の掲載情報、写真等の無断複写・転載を禁止します。