地名の由来は?=山中(やまなか)

地名の由来は?=山中(やまなか)
 山梨県山中湖村の大字。旧山中村の由来は戦国時代の豪族、山中太郎左衛門からだと言われる。

 山中太郎左衛門の館は現在の山中湖村山中にあり、当時の同所の在地勢力と考えられている。甲斐国志や妙法寺記などによると、1526年、武田氏と北条氏が今の山中湖村山中付近で戦い、武田氏が勝利を収めた。山中氏は武田氏に味方した。「この合戦の際に多数の者が死に、現在の富士河口湖町小立の妙法寺に50人ほどの人を従えて参詣した」と甲斐国志に記されている。

 山中太郎左衛門の館跡とされる所は今は国道138号になっているが、山中浅間神社の南西側には館のものとみられる石塁が残っている。山中太郎左衛門のものとされる墓は同地区の民家の庭先にある。地元住民の間では「山中様の墓」と今も言い伝えられている。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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