2016富士山登山者200人アンケート [3]

2016富士山登山者200人アンケート [3]
 
【噴火対策】51%「いつあっても」と思うが… 装備「用意せず」大半

 登山者に携行が推奨されているヘルメットや防じんマスクなど噴火対策用の装備を「用意した」と回答したのは1割未満にとどまった。用意しなかった人は「荷物になる」などを理由に挙げた。一方で、富士山の噴火に対する意識を聞いた質問には、半数以上が「いつ噴火してもおかしくない」と答えた。

 噴火対策用の装備を「用意していない」は90.5%で、「用意した」(9.5%)を大幅に上回った。理由は「荷物になる」などが目立ち、登山道具を軽くするためヘルメットなどの携行を避ける傾向がうかがえた。

 また「噴火を警戒する情報がなかったから」(大阪府の女性49歳)、「費用との兼ね合い」(神奈川県の女性45歳)との回答もあった。前回のアンケートと比べ、「(携行の推奨を)知らなかった」とする人は減ったが用意には至っていない。

 用意した人は、昨年のアンケート結果(7.0%)から微増。軽量の防じんマスクだけを用意したと答えた人がいた。

 一方、富士山噴火についての意識は、登山者の半数以上が活火山富士山の噴火を警戒しているとの見方ができる。「いつかは噴火するが今はしない」は47.0%、「噴火するはずがない」は1.0%だった。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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