最長トレイル富士山ぐるり

最長トレイル富士山ぐるり
 山梨・静岡の富士山麓1周約100マイル(約160キロ)を走破するレース大会「ウルトラトレイル・マウントフジ」は「日本初の100マイルトレイルレース」。登山道や林道など舗装されていない道路を走り抜ける「トレイルランニング」と呼ばれるジャンルのレースとしては日本最大級。山梨・静岡の計11市町村を通過、富士山を1周して、ゴールを目指す。主催はNPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部と、両県の沿道11市町村などでつくる実行委員会。

 日本を代表する山、富士山の山麓をめぐることで、国内はもとより海外にその豊かな自然環境と、ほかに例のない超長距離トレイルランニングの魅力を伝える。モンブランを1周する世界最高峰のトレイルレース「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン」の初の公式姉妹大会でもある。

 第1回大会は、2012年5月18日から20日に開催。当初は2011年の5月に開催予定であったが、東日本大震災の影響で1年延期された。メインは大池公園(山梨県富士河口湖町)を発着点に、156キロを時計回りに走るUTMF部門。高低差の累計は8530メートル。ゴールまでの制限時間は48時間。852人が参加し、完走者数は男子が562人(完走率72.3%)、女子が49人(同65.3%)。一方、富士山こどもの国(静岡県富士市)をスタートし、本栖湖畔を経由し、大池公園までの半周82キロ(制限時間26時間・累積標高差4209メートル)を走るSTY部門も設けられ、1177人が参加。完走者数は男子841人(完走率83.2%)、女子150人(同90.4%)。

 2013年大会は4月26日から28日に開催。コースは第1回大会とは逆回りで、UTMF部門が八木崎公園(山梨県富士河口湖町)を発着点にした161キロ(制限時間46時間・累積標高差9164メートル)で行われ、991人が参加。完走者数は男子612人(完走率73.8%)、女子114人(同70.4%)だった。STY部門は富士山こどもの国から山中湖を経由し、八木崎公園までの半周84.7キロ(制限時間24時間・累積標高差4860メートル)で行われ、937人が参加。完走者数は男子774人(完走率92.7%)、女子90人(同88.2%)。

 世界トップ10のレースからなるワールドツアーの一つになった2014年大会は、4月25日から27日に開催。UTMF部門が169キロ(時計回り・制限時間46時間・累積標高差約9478メートル)で行われ、1422人が参加。完走者数は男子730人(完走率60.5%)、女子119人(同55.1%)だった。STY部門は91.5キロ(本栖湖経由・制限時間24時間・累積標高差4715メートル)で行われ、968人が参加。完走者数は男子596人(完走率72.8%)、女子95人(同63.8%)だった。

 2015年大会は、9月25日から27日に開催。UTMF部門が168.6キロで行われ、1363人が参加。完走率は男子41.9%、女子39.9。STY部門は80.5キロで行われ、976人が参加。完走率は男子88.6%、女子83.7%だった。

 2016年大会は9月23日から25日に行われる。

 なお、コース上には、「エイドステーション」と呼ばれる休憩・救護所や「ウォーターステーション」をところどころに設け、ランナーをサポートする。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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