氷の芸術 幻想的に

氷の芸術 幻想的に

 山梨県富士河口湖町の西湖野鳥の森公園で開かれる冬の風物詩「西湖樹氷まつり」(西湖観光協会主催)。毎年1月下旬、約1ヘクタールの公園内の芝生広場に、富士山をモチーフにした高さ約10メートルのオブジェをはじめ、ナイアガラの滝や干支の動物、クニマスなど氷の芸術約20作品が並ぶ。

 作品は前年11月下旬から準備を始め、丸太や木の皮でオブジェの骨格を作り、12月下旬から明け方の気温が−4℃程度などの気候条件を満たす日の夕方から翌朝にかけ、スプリンクラーで水をかけて凍らせる。

 氷像づくりのきっかけは、公園内の水道管が壊れ、屋根に氷のオブジェのようなものができたのが始まりという。その後、オフシーズンとなる冬の観光名物にしようと、当時の足和田村や観光協会が中心となって、冬のイベントとして開催。2004年には前年の町村合併に伴い、旧河口湖町の「氷の庭園」と統合、イベントの規模拡大を行った。

 日中は富士山を背景に、また夜間はライトアップされた幻想的な雰囲気の中で、氷の芸術を楽しめる。さらにイベント期間中は会場で、地域の特産品やグルメなどの販売も行われる。



 2018年は1月27日から2月12日までの17日間開催される。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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