目指せ「富士山博士」

目指せ「富士山博士」
 『富士山検定』は地域にかかわる物知り度を競う「ご当地検定」のひとつで、自然・環境・歴史・生活・観光など富士山に関するあらゆる知識や理解度を試験形式で問う。多くの人が富士山について再認識する機会にしてもらい、富士山の世界文化遺産登録実現に向けての運動を支援する趣旨で、2006年度に始まった。現在は富士山検定実行委員会(富士商工会議所・富士吉田商工会議所)が主催。

 検定は、3級認定試験に相当する一般検定と3級以上の合格者を対象にする上級検定(1、2級認定試験)の2本立てとなっている。

 3級認定試験はだれでも受験が可能。一定の受験期間があり、期間中に富士山検定オフィシャルホームページ(http://www.fujisankentei.jp/)またはチラシで検定問題・解答用紙を入手、提出期限までに解答用紙を事務局に返送する。返送後に受験料(1000円)を納付することにより採点・合否判定資格を得る。出題は四者択一方式。50問中35問の正解で合格。受験に際しては、インターネットや書籍などを使っての解答が可能なので、気軽にじっくりと取り組める。

 上級検定は、過去の3級以上の合格者を対象に山梨と静岡の受験会場で一斉に行われる。事前の申し込みが必要で受験検料は3000円。制限時間は90分で四者択一方式および記述式問題が出題され、正解の点数により1級または2級の認定が行われる。

 いずれの級も合格者にはカード型の合格証が、また1級合格者には認定ピンバッジも贈られる。なお上記の各受験方式は、1、2級認定試験が2009年に、3級認定試験が2010年にそれぞれ以前の方式から変更された。また、各級とも1度合格するとその資格は永久的に有効だが、何度でも受験は可能。

 なお2017年度は、一般検定および上級検定は行われない。


■関連項目■

 「富士山検定公式テキスト」 富士山検定協会は2006年12月に「富士山検定公式テキスト」を発行。「自然・環境」「気象」「歴史」「文化・生活」「登山」「観光・産業」の6章で構成され、富士山について総合的に知ることができるガイドブックになっている。B5判、166ページ、2000円。

 「富士山検定ジュニア」 富士山検定実行委員会が、小学5年生から中学3年生を対象に行っている。20問をホームページ、チラシで出題。14問以上(7割)正解で合格、ジュニア検定合格証が贈られる。受験料は無料。2017年度は2017年9月1日から10月31日まで行われる。

 「こども富士山検定」 山梨日日新聞社・山梨放送が、幼稚園、保育園児から小中学生らを対象に、2007年5月(第1回)と2009年2月(第2回)に行った。30問を新聞紙面、新聞社・放送局のホームページ上に出題。25問以上正解で合格、合格証が贈られた。第1回は、438人が応募、248人が合格(合格率56.6%)。第2回は、243人が応募、131人が合格(合格率53.9%)。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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