(ふじさんけんてい)
地域にかかわる物知り度を競う「ご当地検定」のひとつで、自然・環境・歴史・生活・観光など富士山に関する知識や理解度を試験形式で問う。多くの人が富士山について再認識する機会にしてもらい、現在暫定リスト入りしている富士山の世界文化遺産登録実現に向けての運動を支援する趣旨で、2006年度から始まった。富士山検定実行委員会(富士山検定協会、山梨日日新聞社・山梨放送、静岡新聞社・静岡放送、富士吉田商工会議所、富士商工会議所)が主催。 |
富士山NET−富士山検定
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| 富士山検定の会場検定に臨む受験者=山梨・都留文科大(2008年) |
検定は、山梨日日新聞と静岡新聞の紙面に問題を掲載する「紙面検定(3級)」と紙面検定合格者を対象にする「会場検定(1、2級)」の2本立てとなっている。紙面検定は、だれでも受験が可能で、解答用紙をどちらかの新聞社へ期限内に郵送することで受験となる。なお紙面検定の問題と解答は、それぞれ両新聞上に掲載後、富士山検定オフィシャルホームページ、両新聞社のホームページにも掲載される。
両検定とも一定割合をクリアすると合格となり、カード型の認定証などが贈られるとともに上級認定試験の受験資格が与えられる。従来、3級合格者は2級検定、2級合格者は1級検定の受験資格をそれぞれ得る実施形態となっていたが、2009年度から「会場検定(1,2級)」は上級検定として、共通の問題が出題され、取得した点数に応じて、1級、2級の認定が行われるようになった。また、過去の検定合格者は、上級検定はもちろん、3級の紙面検定からの再チャレンジも可能となっている。
過去の検定実施内容は以下の通り。
| 2006年度紙面検定(3級認定試験) |
| 実 施 日 |
2006年10月1日、8日、15日、22日付の山梨日日新聞、静岡新聞の両紙面上 |
| 出 題 数 |
1回30問、計120問 |
| 認定条件 |
120問中70%以上の正解で合格 |
| 受験者数 |
5526人 |
| 合格者数 |
4858人(合格率87.9%) |
| 2006年度会場検定(2級認定試験) |
| 実 施 日 |
2007年2月18日 山梨(富士吉田・ホテルハイランドリゾート)、静岡両県内の会場 |
| 出 題 数 |
100問 |
| 認定条件 |
100問中70問以上の正解で合格 |
| 受験者数 |
627人 |
| 合格者数 |
480人(合格率77%) |
| 2007年度紙面検定(3級認定試験) |
| 実 施 日 |
2007年6月24日、7月1日、8日付の山梨日日新聞、静岡新聞の両紙面上 |
| 出 題 数 |
1回30問〜35問、計100問 |
| 認定条件 |
100問中70問以上の正解で合格 |
| 受験者数 |
2973人 |
| 合格者数 |
2773人(合格率93.3%) |
| 2007年度会場検定(1、2級認定試験) |
| 実 施 日 |
2007年11月11日 山梨(都留文科大)、静岡両県内の会場 |
| 出 題 数 |
1級認定試験…100点満点(記述問題含む)
2級認定試験…100問 |
| 認定条件 |
1級…100点満点中70点以上の正解で合格
2級…100問中70問以上の正解で合格 |
| 受験者数 |
1級認定試験…206人 2級認定試験…294人 |
| 合格者数 |
1級認定試験…28人(合格率14%)
2級認定試験…157人(合格率53%) |
| 2008年度紙面検定(3級認定試験) |
| 実 施 日 |
2008年6月29日、7月6日、13日付の山梨日日新聞、静岡新聞の両紙面上 |
| 出 題 数 |
1回25問、計75問を出題。うち2回分の50問を解答 |
| 認定条件 |
50問中35問以上の正解で合格 |
| 受験者数 |
2902人 |
| 合格者数 |
2695人(合格率92.9%) |
| 2008年度会場検定(1、2級認定試験) |
| 実 施 日 |
2008年11月9日 山梨(都留文科大)、静岡両県内の会場 |
| 出 題 数 |
1級認定試験…100点満点(記述問題含む)
2級認定試験…100問 |
| 認定条件 |
1級…100点満点中70点以上の正解で合格
2級…100問中70問以上の正解で合格 |
| 受験者数 |
1級認定試験…65人 2級認定試験…117人 |
| 合格者数 |
1級認定試験…23人(合格率35.4%)
2級認定試験…48人(合格率41%) |
| 2009年度紙面検定(3級認定試験) |
| 実 施 日 |
2008年6月28日、7月5日、12日付の山梨日日新聞、静岡新聞の両紙面上 |
| 出 題 数 |
1回25問、計75問を出題。うち2回分の50問を解答 |
| 認定条件 |
50問中35問以上の正解で合格 |
| 受験者数 |
2300人 |
| 合格者数 |
2047人(合格率89%) |
| 2009年度会場検定(上級認定試験) |
| 実 施 日 |
2009年12月6日 山梨(都留文科大)、静岡両県内の会場 |
| 出 題 数 |
100問 |
| 認定条件 |
1級…100問中90問以上の正解で合格
2級…100問中70問以上の正解で合格 |
| 受験者数 |
114人 |
| 合格者数 |
1級認定試験…29人(合格率25.4%)
2級認定試験…55人(合格率48.2%) |
■関連項目■ 「富士山検定公式テキスト」
富士山検定協会は2006年12月に「富士山検定公式テキスト」を発行。「自然・環境」「気象」「歴史」「文化・生活」「登山」「観光・産業」の6章で構成され、富士山について総合的に知ることができるガイドブックになっている。B5判、166ページ、2000円。
■関連項目■ 「富士山検定合格者優遇サービス」
富士山検定実行委員会は2009年10月1日から、富士山検定の1〜3級合格者を対象に、富士山周辺の観光施設入場料の割引など優遇サービスを行う。山梨県では13施設、静岡県では9施設の計22施設が対象。いずれも受付などで合格証を提示する。施設によっては合格級によって優遇内容が異なる。
■関連項目■ 「こども富士山検定」
山梨日日新聞社、山梨放送は幼稚園、保育園児から小中学生らを対象に富士山に関する知識や理解度を試験形式で問う「こども富士山検定」も行っている。自然、環境、文化、生活、歴史など富士山に関するさまざまな分野から30問を新聞紙面と新聞社・放送局のホームページ上に出題、25問以上正解した人に合格証が贈られる。第1回目は2007年5月に行われ、438人が応募、248人が合格(合格率56.6%)。第2回目は2009年2月に行われ、243人が応募、131人が合格(合格率53.9%)した。 |
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