1932(昭和7年)9月23日付

1932(昭和7年)9月23日付
『山頂と無電で連絡 岳麓の気象を放送 岳麓観測所は11月から店開き』

 かねてから工事に着手した中央気象台の河口湖畔青眼塚に新設される富士山麓気象観測所は、既に工程半ばを過ぎ、10月中には完成し、11月から岡田技師ほか3名が、来岳して気象観測に従事することとなっている。

 これとともに富士山頂の同観測所と無電(※無線通信)をもって連絡をとり、その日その日の気象を中央放送局から、特に富士山麓として全国に放送するはずである。

 このため今まで富士山麓が特異の気象に悩まされ、富士登山季中多くの登山者に迷惑をかけたのを一掃することが出来、来年からは非常に便利となるわけである。【当時の紙面から】

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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