1935(昭和10)年11月13日付

1935(昭和10)年11月13日付
『答礼使「富士の焼け石」 日米親善に米国の「石」来朝 吉田口で盛大な挙式』

 日米親善のため米国からタコマ富士の石を日本へ贈る国際的使命を負った「石」は、11月12日大宮口浅間神社まで内務省国立公園係員が運搬、同神社で荘厳な修祓(しゅうばつ)式を挙げ、同日登山し、頂上の官幣大社奥宮に納めた。

 日本から答礼使として贈る1尺四方大の富士溶岩は、頂上から求めて13日もしくは14日、吉田口に下山、県社富士浅間神社で盛大な修祓式を挙行し、内務省で荷造りの上、米国へ発送することとなったので、県景勝開発係中村氏が準備打ち合わせのため12日吉田に出張した。地元福地村ならびに富士山麓山舎案内業連合組合では、この答礼使節を送るために盛大に挙式する予定である。【当時の紙面から】

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
当ウェブサイト上の掲載情報、写真等の無断複写・転載を禁止します。