1986(昭和61)年8月29日付

1986(昭和61)年8月29日付
東富士五湖道路が開通 まず富士吉田−山中湖

 東富士五湖道路の開通式が28日、同道路富士吉田本線バリヤで行われ、富士吉田インターと山中湖インター間8.4キロが、一部供用開始となった

 開通式は午前10時から行い、知事代理の小沢県出納長、東名中央連絡道路建設促進期成同盟会会長の渡辺富士吉田市長ら、10人が、くす玉が割れると同時にテープカットした。

 その後、招待者ら約400人が、約250台の車に分乗して通り初め。晴れ上がった富士北ろくの広大な風景を見渡せる新しい道路を、山中湖インターまで往復した。

 続いて南都留郡河口湖町船津の平安閣富士で祝賀会を開き、小沢出納長が「いくつかの山を越え、谷を渡り、完成に至った。10数年来の地域のみなさんの強い要望による道路であり、期待の大きさを感じる。今後も努力して、早期全線開通を願う。それを一つの出発点に、日本で一番グレードの高い富士北ろく地方を目指したい」とあいさつ、来賓各氏が次々と祝辞を述べ、道路の完成を祝った。

 同道路は、静岡県小山町須走までの18.6キロが予定路線。昭和44年に調査が始まり、昭和59年6月に着工した。今回の供用区間は、全体の45%にあたる。国道138号のバイパスとして、交通渋滞の緩和に大きな期待が持たれている。地域振興への地元の期待も高い。

 山中湖インターから須走インター間は現在工事中で、進ちょく率約20%。籠坂トンネルも3分の1強が掘り終わっている。昭和63年度末には全線が開通する予定。通行料金は普通車500円、大型車750円、特大車1800円。制限速度は時速60キロになっている。 【当時の紙面から】

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
当ウェブサイト上の掲載情報、写真等の無断複写・転載を禁止します。