1989(平成元)年4月13日付

1989(平成元)年4月13日付
『暖冬なのに積雪記録更新 富士山頂で3.34メートル』

 今冬は気象庁観測史上、例を見ない暖冬だったが、富士山頂では11日に3メートル20センチと積雪記録を更新し、12日午前の観測ではさらに積雪量が3メートル34センチに達した。昭和26年に山頂の観測を始めて以来、最高は51年4月4日の3メートルで、平均積雪量は1メートル60センチ。富士山測候所の職員は「死活問題の水の苦労はなくなったが、食料や機材の上げ下ろしが不便でしようがない」と盛んに悲鳴を上げている。

 気象庁によると、富士山は例年4月が積雪のピーク。西高東低の冬型気圧配置の時期は日本海側には雪が降るものの、富士の降雪は少なく、移動性高気圧が日本列島を通過し、その後を南岸低気圧が追いかける春先に、地上は雨、気温の低い山頂は大雪となるという。【当時の紙面から】

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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