登山道に空胎上人デザインの石像

登山道に空胎上人デザインの石像
 山梨県西桂町の富士急行線三つ峠駅から三ツ峠登山道を徒歩で約70分。古くから信仰の山と知られた三ツ峠山の中腹に、三ツ峠中興の祖とされる空胎(くうたい)上人がデザインし、後継者である三世安西和尚が建てたといわれる。

 高さ1.83メートル、幅1.78メートル、奥行1.5メートル。達磨に似た大きな自然石の中央に、大日如来を意味する梵(ぼん)字「アーク」が刻まれている。現在は登山者らの道しるべとして、また厄よけや開運を導くものとして親しまれている。(写真下左)

 1998年に西桂町商工会工業部会が、雨や風にさらされて年々風化が進む達磨石の姿を後世に残そうと、実物大のレプリカを作製し、三つ峠駅ホームに設置した。

 レプリカは実物大で、重さは約110キロ。外枠はガラス繊維を強化プラスチックで固めた擬岩で、内部には発泡ウレタンを詰めた。プラスチック加工業者を中心とする会員事業者らが、実物の達磨石にシリコン材を塗って型を取ったため、表面の細かい凹凸感や傷は実物そっくり。コケの緑色など微妙な色の違いも忠実に再現した。

 「三ツ峠をバックに観光客が記念撮影できるように」と、ホームの東側のすみに東向きに設置されている。(写真下右)
富士山NET−達磨石・だるま石
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山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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