盆地を見おろす三角すい

盆地を見おろす三角すい

 節刀ケ岳は、山梨県富士河口湖町と笛吹市の境に位置する、標高1736メートルの山。

 甲府の舞鶴城公園は、一級の山岳展望台。北には要害山、帯那山、西から東に甲斐駒ケ岳、鳳凰山、櫛形山、笊ケ岳、七面山、富士見山、蛾ケ岳、王岳、富士山、節刀ケ岳、黒岳、釈迦ケ岳、達沢山など、百名山のパノラマが広がる。その中で、富士山の左にきれいな三角すいの頭をもたげて目を引くのが節刀ケ岳。

 山は見る角度で姿を変える場合が多い。甲斐駒ケ岳は、甲府からだと見事なピラミッド形だが、北杜市からだと印象が随分と違う。篠井山や貫ケ岳も同様。節刀ケ岳はどこから見てもほぼ同じ姿をしている数少ない山の一つ。端正な三角すいを誇るように、御坂山塊の中央部にきつ立している。

 頂上手前からの展望がいい。王岳、鬼ケ岳、十二ケ岳、黒岳の御坂の山々、釈迦ケ岳も特異な姿を見せる。富士山は十二ケ岳のギザギザの上。山頂には三角点と測量用の反射板がある。北に笛吹市芦川町の家並みが小さくかたまって見える。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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