精進湖と富士の展望台

精進湖と富士の展望台
 山梨県の甲府、笛吹、富士河口湖、身延の4市町にまたがり、御坂山塊主脈の西端に立っているのが「三方分山(さんぽうぶんざん)」。標高1422メートル。御坂黒岳、節刀ケ岳、鬼ケ岳、王岳と続いてきた山並みが次第に高度を落としこの山で再び頭をもたげて終わる。眼下の精進湖を包み込むように山足を広げている。山頂の東には女坂(阿難坂)峠があり、国中と富士北麓、さらに駿河を結んだ歴史の道・中道往還が通っていた。

 山名は山頂から大きな尾根が東、北、南の三方に張り出し、それぞれ旧村の境界になっていたことから付いたといわれる。呼び方は「みかたわけやま」とする説も。地元ではなまって「さんぼんぶな」とも呼ぶ。

 その名の通り、山頂へは三方からコースが集中している。その中でも歴史ある女坂峠からのコースが最もポピュラー。峠から山頂へは、一度西へ下って登り返す。急坂を過ぎ、ブナやササが現れ、平らになると頂上は近い。山頂の南東側に切り開きがあって精進湖、大室山、富士山の展望が開ける。
富士山NET−三方分山
三方分山


山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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