富士を背景に湖を渡る橋

富士を背景に湖を渡る橋
 山梨県富士河口湖町の河口湖東部・産屋ケ崎から南岸の梨宮公園にかけて南北に架かる「河口湖大橋」。山梨県企業局が1600メートルの有料道路(現在は無料化)として建設。橋の部分(橋長)は500メートル、2車線。

 国道137号の渋滞解消を目的に県道707号河口湖富士線の有料区間として計画。国立公園特別地域に建設されるものとしては初めてで、景観面を特に重視して設計。下部工はニューマチックケーソン基礎の橋脚4基を中心として成る。

 1968年11月起工。未知の湖底のヘドロとの戦い、硬質の溶岩を掘削するなど悪条件の中で工事は進められ、工事の安全を期すためにも研究を続けながら工法変更も行われた。

 1971年3月完成、同年4月19日に開通式が行われた。事業費は18億5000万円。開通当時の通行料金は、乗用車と貨物(小型・普通)が100円、乗合バスが300円、観光バスが400円、自転車が10円、バイクが30円、オートバイが50円だった。その後、普通車が200円、普通トラックなどは320円、大型バスなどが730円、軽乗用車が150円となったが、料金徴収期間を終えた2005年6月7日から無料化されている。

 開通後、無料化になるまでの通行量は35年間で累計3766万台。最も多かったのは1999年度の176万5341台、少なかったのは1983年度の58万4784台だった。

 霊峰富士を背景に湖上に秀麗な姿を映す大橋の景観はすばらしい。
富士山NET−河口湖大橋
河口湖大橋


山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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