新旅券に山梨の景

新旅券に山梨の景
 外務省が2016年5月、2019年度に導入する新たな日本国旅券(パスポート)に、葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景」のデザインを採用すると発表。

 旅券デザインに採用されるのは24作品で、いずれも山梨県立博物館の収蔵品から採用。同館がシリーズ全46作を一括所蔵していて、いずれも刷りの状態が良好で保存状態に優れていることが評価された。

 デザインが用いられるのは出入国時に押印される査証欄。有効期限10年のものは24作品、同5年のものは16作品が取り入れられ、見開きで一つの作品があしらわれる。

 採用作品は「凱風快晴」「神奈川沖浪裏」のほか、「甲州石班澤」「甲州犬目峠」「甲州三坂水面」など、山梨の風景が基となったものも含まれる。

 旅券の改良は偽造防止のため定期的に行われていて、今回のデザイン変更は2020年の東京五輪・パラ五輪を念頭に、水際対策強化の側面もある。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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