富士山火山広域避難マップ

富士山火山広域避難マップ

 富士山噴火に備えた広域避難計画について、山梨県富士吉田市が、自治会ごとに住民の避難先を明記した広域避難マップを作製。最大約5万人の市民が避難する甲府など5市の施設が、自治会ごとに示されている。2016年4月に甲府市内で避難先の5市と覚書を交わし、マップを公開した。

 富士吉田市富士山火山対策室によると、避難マップは大規模噴火で溶岩流が流れ出したことを想定。富士山火山防災対策協議会が作製したハザードマップを踏まえ、溶岩流の予想到達時間に基づいて段階的に避難エリアとなる自治体を設定している。

 甲府、甲斐、北杜、南アルプス、韮崎の5市の地図に、避難先となる小中学校の体育館や公民館など160施設を明記。その上で、富士吉田市内の33自治会ごとに、どこに避難すべきかを列挙している。施設の住所も掲載されている。

 避難先の受け入れ人数は北杜の約1万7500人が最多で、次いで甲府の約1万6500人など。避難先まで住民は自家用車で行くことが原則だが、高齢者や障害者は富士吉田市などが手配したバスで避難できるよう計画を進める。

 広域避難マップは全戸配布したほか、市ホームページにも公開している。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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