富士山麓の環境保全に一役

富士山麓の環境保全に一役
 「富士に学ぶ会」は1993年に地域住民が集まって発足。2002年に山梨県から特定非営利活動促進法(NPO法)に基づくNPO法人として認証された。森づくりや清掃などの各種活動を行っている。

 もともとは同市の活性化策を研究していくことを目的に「富士吉田市を良くする会」の名称で旗揚げ。「地域に何か貢献したい」との思いを持って集まった。現在の名称は、地域の特性である富士山についての理解を深めようとの考えから1995年に改めた。

 発足時からの富士山および山麓の清掃をはじめ、森づくり支援、エコツアーの開催などの活動を展開。清掃活動の一環として「ごみを捨てないで」と呼び掛ける看板をこれまでに吉田口登山道周辺に設置した。看板は自然景観ともマッチする木製で、メンバーの手作り。看板周辺の清掃日が記せるようになっている。

 また、自然学習会や米作りや野菜の収穫などの農作業体験、植樹体験などを通じ、青少年の健全育成活動にも力を入れる。

 2007年、富士吉田市とキューピー株式会社、やまなし森づくりコミッション、富士に学ぶ会、富士北麓森林組合の5者が同市内の森林整備に向けた協定を締結。市内にあるキューピーの工場の上流部分にあたる5300平方メートルの森林を「キューピーの森」と名付け、整備活動を定期的に続けている。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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