五穀豊凶、富士山道者を予見

五穀豊凶、富士山道者を予見

 山梨県富士吉田市の小室浅間神社の神事「筒粥」。毎年1月14日夜から15日未明にかけて行われ、その年の農作物の出来具合や富士山の登山者数を占う。

 筒粥神事は同神社で800年以上続くとされる伝統行事。神事をつかさどる「占人(うらびと)」がコメとアワの粥を炊く大釜に、長さ15センチほどの葦(ヨシ)24本を付けた「粥柱」を入れて煮る。葦に入った粥の量で、小麦や大麦、稲、蚕、小豆、アワ、ユウガオなどの作物18種類ごとの豊凶、富士山を参詣登山する「道者」の数などを占う。

 14日は午後9時ごろから「筒粥祭」の神事を開始。筒粥保存会のメンバーや氏子総代らが境内の筒粥殿にこもり、15日未明まで粥を煮詰め、引き上げた粥柱の中身を確認する。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
当ウェブサイト上の掲載情報、写真等の無断複写・転載を禁止します。