富士山と周辺景観の調和に高い評価

富士山と周辺景観の調和に高い評価
 山梨県甲府市と甲斐市を結ぶ都市計画道路「愛宕町下条線」において、甲府市を流れる荒川に渡された「富士見大橋」。2010年3月25日、供用開始。

 全長199.5メートル、幅員22メートルで、中央自動車道の「荒川橋」の170メートルを超え、荒川に架かる橋としては最も長い。甲府市によると、名称の公募に対し一般市民235人から309件の応募があった。この中から最終選考に残ったのは、富士見大橋のほか「富士見橋」「池田橋」「荒川富士見橋」「新陣場橋」の5候補。橋の長さや「橋の上からの富士山の眺望が素晴らしい」(市都市計画課)として2009年9月、庁内検討会議が名称を選定した。

 愛宕町下条線は甲府市愛宕町から甲斐市中下条までの延長4.7キロメートル。富士見大橋が荒川の両岸をつないだ荒川渡河区間(延長800メートル)の完成により、1981年に市が先行着手して以来、29年で全線開通した。県都にアクセスする新しい大動脈として、1日約2万5000台の通行を見込む。開通によってJR甲府駅北口と甲斐市中下条がほぼ直線で結ばれ、JR竜王駅から県庁への車での移動時間は、通行の分散化で従来より約7分短縮。

 2011年には同線整備事業が、全国街路事業促進協議会が主催する全国街路事業コンクールで特別賞を受賞。富士見大橋からの富士山と周辺景観の調和に高い評価を得る。
富士山NET−馬返し
富士見大橋


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