富士山の応援歌

富士山の応援歌
 作詞家の故・阿久悠さんが富士山をテーマに書いた詞に、歌手の加藤登紀子さんが曲をつけた「富士山だ」。2012年2月23日発売。

 都留文科大で「富士山学」を開講している渡辺豊博教授が2006年、親交のある音楽プロデューサー酒井政利さんに「富士山の応援歌になるような曲ができないか」と打診。酒井さんが模索していたところ、当時、富士山好きの阿久さんが静岡県伊東市に住み、富士山の詞を書いていることを知ったところから楽曲作りが始まった。

 「春夏秋冬みんな富士/誰でも誰でも富士が好き」。富士山を愛する思いをシンプルに表現した「富士が好き」(04年)と題する阿久さんの詞に加藤さんが曲をつけ、「富士山だ」とタイトルを改めて楽曲が完成。その後、阿久さんの死や資金不足などでCD化は中断していたが、富士山が世界文化遺産候補に申請されたことや「富士山の日」の制定などで機運が高まり、CD化にこぎつけた。

 アップテンポに「富士山だ」を繰り返すパートが印象的な、サンバ調のアレンジ。ジャズ歌手でフルート奏者の若生りえさんと、キーボード奏者ルイルイさんによるユニット「ムーン・リバー・ウオーカーズ」が歌う。

 山梨・静岡両県が制定した2月23日の「富士山の日」に合わせて発売。2012年3月12日、静岡県内で開かれるチャリティーコンサートで初披露。ダンスの振り付けもある。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
当ウェブサイト上の掲載情報、写真等の無断複写・転載を禁止します。