「平成の名水」楽しむ休憩所

「平成の名水」楽しむ休憩所

 山梨県都留市夏狩の長慶寺と檀家が、市民や観光客に「平成の名水百選」に選ばれた十日市場・夏狩湧水群を楽しんでもらおうと、同寺の所有地に建てた、あずまや風の休憩所。

 市観光協会が提供した材料などを使って農機具庫を改築し、2013年8月に完成。木造で広さは約10平方メートル。ベンチを備え付けてあり、湧水が流れ出す様子を座って眺められるようになっている。

 同寺には、江戸時代に眼病を患った谷村藩主の娘が、本尊の薬師如来に祈って湧水で目を洗ったところ治ったという言い伝えが残る。



 十日市場・夏狩湧水群の湧出地点は10カ所以上(市調査)あり、約4100世帯に供給している十日市場の市上水道第一水源地(通称熊太郎水源)は1日当たり8400トンが湧出する。農業用水としては特産の水掛け菜やワサビの栽培、魚の養殖に活用されている。十日市場・夏狩湧水群をはじめとした豊富な富士山の湧水が、長年にわたって都留市民の暮らしを支えている。

山梨日日新聞社 YBS山梨放送
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