山梨日日新聞:2010年07月16日(金)

富士山8合目の救護所準備万端
きょう開設


医療機器などを収納するスタッフ=富士山8合目
 
 富士山8合目の富士吉田市救護所が、16日に診療をスタートする。今年は同日から来月23日までと、山じまい直前の同27〜29日の計42日間、医療スタッフがボランティアで登山者の病気やけがの応急処置を行う。

 日本最高峰の富士山では登山者が高山病や持病を発症したり、転倒などで負傷したりするケースが多く、2002年度に市と山小屋が山梨大のサポートを受けて開設。活動が周知され今年は県内5病院、県外15病院の医師や看護師らが4人1班編成で常駐する。

 14日は医療スタッフと市職員の計7人が、同救護所を設ける山小屋「太子館」の一室に診療機器や薬剤などを搬入。開設初日から十分な医療体制が取れるように準備した。

 同救護所での受診者は昨年は451人、08年は過去最多の502人で、登山者数とともに増加。男性スタッフは「高山病とみられる受診者の多くは富士登山の未経験者。ゆっくりしたペースを守ることができる登山計画を立ててほしい」と話していた。


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