山梨日日新聞:2012年04月21日(土) 杉浦家住宅と有隣園資料館 有形文化財指定へ文化審答申
杉浦家住宅は、甲府盆地を中心にまん延した地方病(日本住血吸虫病)の研究に尽力した医師杉浦健造、三郎親子が生活。答申では主屋、旧医院、屋敷蔵、土蔵、納屋を登録有形文化財に指定するよう求めた。 主屋は木造平屋(一部2階建て)、寄棟造桟瓦葺よせむねづくりさんがわらぶき。明治中期、健造が開業した医院兼住宅として建てられた。 三郎の開業に伴い1929(昭和4)年に建築された旧医院は木造平屋(一部2階建て)、入母屋いりもや造桟瓦葺。主屋東側に建っている。 一方、河口湖畔にある有隣園資料館は木造2階建て。37(同12)年に米国人の別荘として建築され、杉皮張りの外壁や板葺屋根が当時の別荘建築の特徴を示している。保存のため、2009年に改修工事が行われた。 ほかの主な答申では、山形県舟形町の西ノ前遺跡の出土品で、女性をかたどった優美な造形で知られる縄文時代中期の「土偶」と、南宋時代の中国で描かれ日本に伝来した仏教絵画「絹本著色阿弥陀あみだ三尊像」の2件を国宝に指定するよう求めた。 県内分を含め、美術工芸品の重要文化財は1万478件(うち国宝868件)、登録有形文化財は建造物が8992件、美術工芸品が14件となる。 |
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