山梨日日新聞:2012年05月17日(木)

外国人誘客へ広域連携
知事ネット 山梨など4県提案


研究内容を発表する山梨県の担当者(中央)=都内
 
 山梨など12県の知事でつくる「ふるさと知事ネットワーク」の成果報告会が16日、東京都内で開かれた。農業や観光、産業、福祉対策など10のプロジェクトについて、それぞれの担当県が報告。山梨県の担当者は、外国人観光客を誘致するモデル事業を提案した。

 同ネットワークは2010年設立で、活動成果をまとめたのは初。山梨県は山形、長野、奈良、島根の4県とともに、各県が連携する広域的な三つの観光ルートを設定。中国とタイ、韓国・香港・台湾・シンガポールを対象に、各国の事情に合わせた三つのセールス計画も立てた。

 山梨、長野、奈良県を巡るルートは、富士山など自然と伝統的景観をテーマに設定。奈良県の春日大社や奈良公園を経て長野県の上高地や松本城を回り、山梨県の富士山や果樹園などを巡る。東京都内の観光を含め、計6日間の計画とした。

 県知事政策局の若林一紀政策主幹は報告の中で、「テーマで区切れば、隣接県でなくても周遊コースの設定は可能。効果的なマーケティングで新たな観光商品をつくることができる」と述べた。


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