山梨日日新聞:2012年05月31日(木)

富士山ソングで「よさこい」 上野原拠点のグループ、新曲制作
都内大会で“頂上”めざす


富士山をテーマにした新曲に合わせて踊るメンバー=上野原市八ツ沢
 
上野原市を拠点に活動し、県内外のよさこいソーラン愛好団体でつくる「じょいそーらんグループ」(臼井正史代表)は、富士山をテーマにした新曲を制作した。現在、8月に都内で開かれる大会に向け振り付けを練習中。悲願の大賞を狙うほか、富士山の世界文化遺産登録へ応援ソングとして後押ししたい考え。

 約3分30秒の歌の中に、「てっぺんを目指して歩みを進めれば、必ず光が見えるという前向きな気持ちを込めた」(臼井代表)。全体的にアップテンポの曲に仕上がっていて、メンバーは「聞いた人に元気を与える作品にしたい」と意気込む。

 歌詞のヒントになったのは、臼井代表が父親から伝え聞いた昔話。タイトルは「六根清浄 富士の山」で、歌詞には「富士の山 目指せ頂いただき」と力強い言葉のほか、起源が400年前と言われる富士講で、登山者が金剛づえを振りながら唱えた「六根清浄」という文言を入れた。

 全国から参加するよさこいグループが腕前を競う大会「原宿表参道元氣げんき祭スーパーよさこい」では、今年から地元の民謡などを取り入れた歌が審査対象になるため新たに制作。これまでこの大会では大賞を獲得できずに悔しい思いを経験していて、「地元を代表する富士山をPRして、初の栄冠を手にしたい」と練習に熱がこもる。

 大会に先立ち、6月には国民文化祭のPRイベントを開催。富士山の麓、富士河口湖町の河口湖ステラシアターでダンスを披露する。臼井代表は「グループとしても曲のように、頂上を目指し1歩ずつ進んでいきたい」と話している。


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