山梨日日新聞:2012年06月07日(木)

災害対応手引き7年ぶり改訂 甲府市
市、職員の初動強化


 甲府市は災害発生時の対応策をまとめた職員向けの防災ハンドブックを7年ぶりに改訂した。市の地域防災計画の見直しを反映し、東海地震や原子力災害、富士山噴火などの想定される災害ごとに職員の初動対応をまとめた。

 市は2003年、災害発生時に必要な活動内容や連絡網などを盛り込んだハンドブックを作成した。今年2月には東日本大震災を受け市地域防災計画を改定。備蓄食料の増強や、高齢者、要援護者の避難誘導対策など最新の防災対応を改訂版のハンドブックにまとめた。

 ハンドブックには「地震」「東海地震」「風水害」などの災害ごとに発生時の職員の対応を明記。地震発生時では震度ごとに登庁対象となる職員を明示した。災害対策本部の設置後に必要な確認事項や報告事項などをチェックリストにまとめ、職員一人一人に求められる役割に不備がないように工夫した。

 原子力災害に備えた対応では、浜岡原発(静岡県)の事故を念頭に、放射線量の測定強化や他市町村からの被災者の受け入れを想定。富士山噴火については降灰予想の把握や灰の回収などの対策を記した。ハンドブックは全職員に配布。所属ごとにハンドブックを基に防災訓練を行う。


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