山梨日日新聞:2012年07月11日(水)

富士風穴 入洞届の提出推進
富士河口湖 保全へ運用委


 富士河口湖町内天然記念物保存管理計画運用委員会(輿水達司委員長)が10日、町役場で開かれ、同町精進の富士風穴についてエリアに分けて氷の保全に取り組むことや、入洞届の提出の推進を図っていくことを決めた。

 環境省や文化庁、県、町などの担当者約20人が参加。町が昨年11月から洞窟内に温度計を設置し、データ収集を進めていることを説明した。場所によって気温や氷柱、氷筍(ひょうじゅん)の状態が異なることから、データをもとに風穴内をエリア分けし、氷の保護と入洞者の安全確保に取り組む。

 また、町は富士風穴への2011年度の入洞届が55件で10年度の31件から増えたことを報告。さらに届け出を周知徹底し、町のホームページから入洞届が入手できるようにする。

 同委員会は昨年8月、氷柱や氷筍が何者かに折られていた問題などを受け、町内国指定天然記念物溶岩洞穴等保存管理・整備活用計画の運用の見直しを行っている。〈雨宮丈貴〉


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