山梨日日新聞:2012年08月05日(日)

クニマス通じて環境保護を訴え
 “故郷”秋田の中学生5人 富士河口湖


秋田県の中学生、クニマスについて発表=富士河口湖・中央公民館
 
 富士河口湖町の西湖で生息が確認されたクニマスの故郷田沢湖がある秋田県仙北市の中学生が4日、同町中央公民館でクニマスや環境保護について発表した。

 同市の西明寺中と生保内中の生徒5人が「クニマスのふるさと田沢湖から」をテーマに、田沢湖にいたクニマスの様子や絶滅した経緯を説明、環境保全の大切さを訴えた。田沢湖へのクニマスの里帰りを多くの人が望んでいる状況も伝え、「湖の環境を戻し、クニマスに戻ってきてほしい」と語った。

 富士河口湖町の小学生約30人らが熱心に発表を聞いた。同町の船津小5年の西川舜君(10)と小佐野颯真君(10)は「田沢湖に行ってみたい。西湖のクニマスが絶滅しないように環境を守っていきたい」と話していた。

 3日には、生徒が西湖コウモリ穴管理施設を訪れ、クニマスの稚魚を見学。生保内中3年の三浦将太君(15)は「生きたクニマスを見ることができうれしかった。発表をきっかけに環境保護について考えてほしい」と話していた。〈雨宮丈貴〉


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