江戸期の富士講巡礼路たどる
世界遺産推進協が観光パンフ
3コース多彩な側面紹介

更新日:2017年06月17日(土)

 県富士山世界文化遺産保存活用推進協議会は、江戸時代の富士講信者の巡礼コースをまとめたパンフレットを作った。富士講の歴史や巡礼路の成り立ちを解説。世界文化遺産としての富士山の価値をPRし、巡礼コースを通る観光を提案する。

 「富士参詣の道を往く」と題し、巡礼路ごとにまとめた「御内八海」「富士山道」「鎌倉街道・道者道」の3種類のパンフレットを製作した。

 「御内八海」は、富士五湖全てを通過して巡礼するコースで、富士講の概要などを解説。「富士山道」は、江戸の日本橋を起点にし、金鳥居や外川家住宅を巡礼する。また「鎌倉街道・道者道」では、室町時代以降に富士講信者が訪れたとされる街道を取り上げている。パンフレットは、A2判サイズで折り畳める。

 それぞれ約5000部を作製し、道の駅など観光施設で配布している。観光業者のガイドの参考資料にもする。

 パンフレット製作は、同協議会が進めている誘客プロジェクト「REBIRTH(リバース)!富士講プロジェクト」の一環。プロジェクトの担当者は「観光客が実際に巡礼路を歩き、富士講への理解を深めるように活用したい」と話している。

県富士山世界文化遺産保存活用推進協議会が作製した、巡礼コースを盛り込んだパンフレット
県富士山世界文化遺産保存活用推進協議会が作製した、巡礼コースを盛り込んだパンフレット
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