国道413号開通1カ月遅れ
相模原、土砂崩落
道志、観光に痛手

更新日:2019年03月20日(水)

 台風の影響で昨年10月から通行止めとなっている国道413号の通行再開が、約1カ月遅れる見通しとなったことが19日、相模原市への取材で分かった。当初は3月末を予定していたが、迂回(うかい)路の設置が進んでいないため、4月中に先送りされた。

 相模原市によると、台風24号による雨の影響で、同市緑区の国道413号と隣接する市道で土砂崩落が発生。10月1日から通行止めが続いている。

 市道は一部を片側交通規制しながら昨年12月に開通。国道413号は土砂崩落が起きた斜面を避けるように仮設の橋を架け、今年3月末までに通行を再開する予定だった。

 工事が遅れている理由について、同市道路整備課の担当者は「作業に当たる人員や資材、機材の確保が進んでいない」と説明。今後は4月末までに片側1車線の迂回路を設置した上で、国道413号ののり面を修復し、来年度中の全線開通を目指す。

 道志村にとって国道413号は神奈川県や東京都方面から訪れる観光客の玄関口。通行止め以降、村内の観光施設などに影響が出ている。

 「道の駅どうし」は昨秋の観光シーズンに利用客が大幅に減少。運営会社の池谷実専務は「市道が開通し、売り上げは少しずつ持ち直している。ただ大型車両の通行は禁止されたままで、団体客が見込めない」と肩を落とす。

 自営業の60代男性は「これほど長期化するとは思っていなかった。飲食店やキャンプ場は客足が遠のいている。連休までには間に合わせてほしい」と話している。

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