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山梨日日新聞:2004年08月06日
犬のビッキー登山者に人気
飼い主待ち続ける?
 大月市と都留市にまたがる高川山(標高975.7メートル)の頂上に、雑種の犬が約3年にわたりすみ着いている。登山者たちからは「ビッキー」と呼ばれ、“人気者”になっている。

 登山者らの話を総合すると、ビッキーが山頂で目撃されるようになったのは二○○一年九月ごろ。山頂に置かれた登山者たちのノートにはビッキーについての書き込みが目立つ。

 鎖でつながれていないが、首輪をしていることから、登山者からは「飼い主を待ち続けているのでは」「飼い主のもとを飛び出してきたのかも」といった声も。

 昨年の秋ごろからは、都留市役所や大月保健所に「飼いたいので捕獲してほしい」との要請が何件も寄せられるようになった。中には「連れて帰りたい」と、千葉、愛知県から訪れる登山者もいたという。

 その一方で、「山頂に犬がいるのは迷惑」という苦情も。同保健所と両市は昨年十一月ごろ、希望者に引き渡そうと、数回にわたって捕獲を試みたが、いずれも失敗した。

 ビッキーは登山者から食べ物を分け与えてもらい腹を満たしているようで、弱っている様子は見られない。
 山頂付近には水場がないことから、しばしば下山もしているようだ。

 高川山へ向かう多くの登山者が利用する富士急行線禾生駅の川口若枝駅長は「かわいがってくれる人に飼ってもらうのが一番良いのだろうが…」と気遣っている。
約3年にわたり山頂にすみ着いているビッキー=高川山頂上

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