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山梨日日新聞:2006年02月28日
定年後は田舎でのんびり 住宅貸し出しへ
今春から都留市「団塊の世代」をターゲット
遊休農地を提供、農業体験も


 都留市は来年度から、同市大幡の住宅造成地「サンタウン宝」で売れ残っている分譲住宅3戸を、田舎暮らしの体験住宅として賃貸することを決めた。大量退職を控えた首都圏に住む「団塊の世代」の転居やUターンを促す施策の一環で、遊休農地を活用しての農作業も楽しめるようにする計画。市は「持て余し状態の3戸を有効活用したい」としていて、同市土地開発公社が売れ残り区画の分譲に苦慮している同住宅造成地のPRや拡大傾向にある遊休農地解消にもつなげたい考えだ。

 3戸は1995−96年度にかけ、市が公社から買い取った土地に建てた11戸の1部。完成から5年間は、同造成地のモデルルームとして活用。その後販売を開始したが、売れ残った。

 現在も、それぞれ2000万円程度で販売を続けているが、買い手がない。このため、大量退職が見込まれる「団塊の世代」のうち、「第2の人生を地方でのんびりと」という首都圏在住のサラリーマンの転居先として活用してもらおうと賃貸に踏み切った。賃貸期間は数カ月から数年の幅を持たせ、利用者の希望で決めるという。賃貸料は近く決定する。

 周辺には遊休農地も多く、退職後の農業体験を希望する中高年世代の利用も見込む。市は「賃貸による体験入居を、住宅の販売につなげたい」としている。

 また、公社が分譲を進めている同住宅造成地は、95年に分譲を開始したものの、いまだに56区画が売れ残っている。「体験入居が、売れ残り区画の分譲促進となる起爆剤になってくれたら」と期待を寄せている。

 市はホームページを通じ、近く募集内容を告知する。

【写真】「団塊の世代」をターゲットに来年度から賃貸する住宅=都留市大幡

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