2026.2.20
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桜まつり今季中止 富士吉田市長 観光公害懸念「理解を」新倉山公園
来場者急増でオーバーツーリズム(観光公害)となり住民生活に影響が出ているとして、富士吉田市が新倉山浅間公園で開いていた桜まつりを今季中止したことについて、堀内茂市長は16日、定例会見で「観光客が一点に集中してしまうと、地域が大変危険な状況になってしまう」と述べ、理解を求めた。
公園は五重塔と富士山の眺望が楽しめる人気スポット。市富士山課によると、昨年の桜まつり期間中には約21万人(1日平均約1万2千人)が訪れた。市には市民から周辺の交通渋滞やたばこのポイ捨て、庭先での排せつ行為などの苦情が寄せられている。堀内市長は「市民とって迷惑であり、聞くに堪えない状況だ」と語気を強めた。
堀内市長は交流サイト(SNS)による発信や円安の影響で許容量を超える人が訪れていると指摘。引き続き警備員配置や臨時駐車場、仮設トイレの設置を通じた安全対策に力を入れる考えを示した。
桜まつりは桜の開花時期に観光客が多く訪れていたことを受け、安全対策と誘客につなげようと2016年から実施してきた。
(2026年2月17日付 山梨日日新聞掲載)
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