2026.2.20
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富士噴火備え防災公園 富士吉田市方針 避難所に活用 明見地区に

防災公園の整備が計画されている富士吉田市立第2保育園=富士吉田市大明見1丁目
富士吉田市は16日までに、富士山噴火など災害時の防災拠点として、明見地区に防災公園を整備する方針を決めた。富士山ハザードマップでは、火口から流れ出た溶岩流により市街地が分断される可能性が指摘されている。避難所として活用できる公園を整備することで、防災機能を強化する狙いがある。
市道路公園課によると、防災公園は、2023年に閉園した市立第2保育園の敷地内に整備する。敷地面積は約2千平方メートル。水飲み場やトイレ、防災倉庫のほか、災害時にかまどとしても利用できるベンチや、救護所としての利用も想定したあずまやを設ける考え。緊急車両の駐車スペースも確保する方向で検討している。
21年改訂の富士山ハザードマップでは、溶岩流が市街地の中心部を流れる可能性が示された。市街地の東西が分断された場合、西側には防災倉庫が数カ所残り、明見地区を含む東側には1カ所しかないケースも想定されている。市はこうした状況を踏まえ、市の東側に災害時に避難所として活用できる公園を整備することを決めた。
市内に防災公園を整備するのは初めて。市は富士山噴火時の一時避難所や地震発生時の避難スペースとしての活用を考えている。
公園の基本設計は26年度に実施。27年度に第2保育園の園舎を解体する予定で、29年中の公園完成を目指す。市は基本設計などの業務委託費として4491万9千円を盛り込んだ一般会計当初予算案を、27日に開会する3月定例市議会に提出する。
(2026年2月17日付 山梨日日新聞掲載)
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