富士北麓を自転車の聖地に
山梨県富士吉田市の住民有志らが「ふじさん甲斐道サイクリングスポーツ振興会」を2018年10月に設立。東京五輪自転車ロードレースの県内開催を踏まえ、自転車愛好家を富士北麓地域に受け入れる態勢を整える。駐輪スタンドの設置や自転車を利用したツアーなどを企画。
同振興会は市内の自転車販売店や愛好家らで設立した。富士山を舞台にした自転車ロードレース「Mt.富士ヒルクライム」の渡辺正志実行委員長が会長を務める。
県が取り組む、自転車による周遊観光の定着を目指す「山梨サイクルネット構想」に合わせた環境整備を実施。2020年までにコンビニや商業施設など約100カ所に駐輪スタンドや簡単な修理ができる工具を配置する。
サイクリングに関する情報発信施設の整備や、富士山周辺の市町村を巡るツアー開催なども計画。
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