2015.6.16

富士山登山者の減少を予想 堀内市長「箱根山など影響」  

 富士吉田市の堀内茂市長は12日の定例会見で、今夏の富士山の登山者数について、全国各地で火山活動が活発化している影響を念頭に「(昨夏よりも)減少するのではないか」との見解を示した。一方で登山者の減少は富士山の環境保全などにプラスになるとの考えも示した。
 堀内市長は、箱根山(神奈川県)などで火山活動が活発化する現状を踏まえ、「富士山も活火山。警戒して登山を見送る人は出てくると想定している」と述べた。ただ、火山専門家は箱根山の活動が富士山に影響しないとの見方を示しており、堀内市長も「富士山は(現段階で)安全だとの認識だ」とした。その上で「(若干の減少ならば)富士山の環境保全にはいいこと」と指摘。登下山道の混雑緩和が安全確保につながるとの考えも示した。
 一方、昨夏に本格導入され、徴収率が55.8%にとどまった富士山の入山料(協力金)についても言及。堀内市長は「昨年は徴収率や徴収場所について県に注文した。取り入れてくれ、改善された」と述べ、今夏の徴収態勢を評価した。

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