2015.7.14

アカペラ列車、弾む歌声 富士急行線 甲府一高生ら出演 

電車内でアカペラを披露する甲府一高ア・カペラ部=富士急行線

 県内の高校や大学、社会人のアカペラグループが富士急行線の電車内で歌声を披露する「アカペラ列車」が13日、富士山のふもとを運行した。予期しなかったコンサートに驚く乗客もいたが、歌声に合わせて体を揺らしてリズムを取って、学生らからのプレゼントを楽しんだ。
 県内のアカペラグループ5団体から約30人が参加した。アカペラ列車は、午前と午後に1本ずつ河口湖駅-下吉田駅間を往復で運行。午前の部では男子3人、女子15人の「甲府一高ア・カペラ部」が、J・POPやディズニー映画の音楽をメドレーで披露。息のあったハーモニーで車内をわかせた。
 また参加者は電車内のほか、駅のホームや駅前などでも歌声を響かせ、駅を利用する観光客らが足を止め、聴き入っていた。
 横浜市から観光で訪れ、車内で歌声を聞いた男子高校生(17)は「思いがけない出来事で、旅の思い出が一つ増えた」と笑顔で話していた。
 これまで富士急行線では、都留文大生らがジャズを披露する「ジャズトレイン」などを運行したが、アカペラは初めて。今月27日に富士河口湖町で行われる「甲州アカペラサミット2015」のPRもかねて、メンバーが富士急行の協力を得て企画した。
 甲府一高ア・カペラ部の三井優佳部長(17)は「乗客が歌声に乗ってくれたり、一緒に歌ってくれたりしてすごく楽しかった」と話していた。

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