2016.3.15

富士急行線フジサン特急ラストラン 「お疲れさま2000系」鉄道ファン別れ惜しむ 

フジサン特急2000系の運転台で記念撮影する家族連れ=富士吉田・富士急行線富士山駅

 富士急行線のフジサン特急「2000系車両」が7日、営業運転を終えた。旧国鉄が導入した165系車両では唯一の現役車両で、富士山をモチーフにしたキャラクターを描いたユニークな外観で親しまれた。ラストランを一目見ようと、全国から多くの鉄道ファンが駆け付けた。
 同日午後4時49分、2000系は、河口湖駅から最後の営業運転に出発。約250人が乗り込み、超満員となった。堀内東管理駅長が出発の合図をして敬礼すると、ホームに集まった鉄道ファンが一斉にシャッターを切り、別れを惜しんだ。
 この日は引退記念イベントも行い、富士山駅では記念グッズを販売し、2000系運転台の見学会などもあった。午後4時半までに約1200人が訪れ、各コーナーには長い列ができた。
 河口湖駅で最終電車の出発を見送った東京都東村山市の海老沢瑞穂君(9)は「車両からのパノラマが好き。最後の姿を見ることができて良かった」と笑顔で話した。堀内管理駅長は「長い間、富士急行線の顔として頑張ってくれた。お疲れさまと言いたい」と話した。
 富士急行によると、2000系は、先頭車両の展望室から180度の景色が楽しめるのが特徴。JR線を走っていた165系の「パノラマエクスプレスアルプス」をリニューアルした車両で、富士急行線では、2002年から運行していた。

雪が降りしきる中、最後の営業運転に出発するフジサン特急2000系(富士河口湖・富士急行線河口湖駅)

引退するフジサン特急2000系を写真に収める鉄道ファン(富士吉田・富士急行線富士山駅)

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